1000鞍で馬を知る

馬が好きで乗ってるはずなのに
虫が止まっても分かるほど敏感な馬の肌に
脚で強い合図を入れ、時に鞭を入れる。
そのことに、未だ抵抗感が拭えない。

初心者丸出しだと言われるけれど
この違和感、大事にしたいと思うんだ。

馬について無知なまま、
技量がないまま乗っていたら
無自覚に馬を傷つけることも知った。

手綱を引っ張りすぎると
馬の唇が痛むこと

人のバランスが悪いと
走り辛くさせてしまうこと

ブレーキとアクセルを同時に出すような
分かりにくい合図は、混乱させてしまうこと

それらが重なって、動かなくなった馬を
『動かない馬』と評価して
さらに強い合図を出す悪循環は、
人馬の溝を深めるばかり。

愛したいのに
苦しめてる現実に、落ち込む。

自分の技量のなさ
無知さにやりきれなくなるし、
悔しくなる。

どうやら、
愛だけじゃ馬には乗れないようです。

でも、愛がない人は
馬に乗っちゃいけないとも思う。

馬の癖の奥にあるトラウマが見え隠れして
私の胸を締め付けてくることもある。

噛み癖のある馬には
口籠(くちかご)を付けて
人の安全を確保するけれど

馬は幸せかな?と考えてしまう。
きっと、この癖の原因もまた人なんだろう。

人間の馬への無知と、技量のなさは
馬を苦しめてしまうから、

私はなんとしても
馬のために上達したい。

もっと馬のことを知りたい。

始めた当初は
乗馬ライセンス4級を取得して
外乗(がいじょう=自然の中での乗馬)する
ことが目標だったけど、今は変わった。

私を乗せたことで
馬に、心地いいと思ってもらえるような
乗馬がしたい。

そして、乗ってる私も嬉しくて
乗せてるお馬も嬉しくなる
そんな人馬一体を目指してます。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

関連記事