土畔の補修をしている時に何度も耳にした
『肌別れ』という言葉。
⚫︎土同士を馴染ませる時に
間に草や根などか混ざると
『肌別れ』をするから、
できるかぎり間の障害物は取り除くこと。
⚫︎湿った土と乾いた土も
『肌別れ』をするから
乾いてる土を湿らせて
土同士を同じ状態にしてから
馴染ませること。
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地味な野良仕事の最中に
うっかり土の色恋沙汰を
垣間見てしまったような気になって
足元の茶色い土が
なんだか色めいて見えたのでした。
『肌別れ』
元々は、接着面が離れてしまうことをいう建築用語で、
色んな場面で使われる言葉だそうです。
まさか、土を肌と例えて
こんな場面で使われるなんて思いもよらず、
まるで本を読むように
日本語の美しさを味わう畔補修でした。