ブログ

霊山とは

気軽なハイキングとして
人気の高尾山ですが、

実は戦没者の慰霊碑が
とても多くあり、

山のすぐ隣には
昭和天皇の御陵があります。

それだけで、充分に
歴史に目が向く理由となります。

ハイキングの途中でしたが、
慰霊碑の前で足を留めて、

地名と人の名前が刻まれている意味を
子供たちに説明しました。

ここで「戦没者」という言葉の意味を
初めて知った子供たちは、

急に無口になり
刻まれた名前を真剣に見つめて
手を合わせていました。

そこは、
死が遺す生への強烈な希望に
圧倒されるような空間でした。

神頼みをするための参拝ではなく
先人の命あってこその今であることに
感謝を注ぐ参拝もあることを
伝えることができたかなと思います。

やはり山は、
単なるハイキングではなく

目に映る世界と心で感じる世界、
過去と現在、他者と自分
自然と人とを繋げてくれるもの。

これらの境界が曖昧となって
同時に存在する錯覚を起こせるのも
霊山と呼ばれる由縁なのかもしれません。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

関連記事